Next Music from Tokyo vol.7 PENs+ Interview(JP)

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Next Music from Tokyo vol.7 PENs+ Interview

Event page →
http://www.creatorsloungetoronto.com/event/next-music-from-tokyo-vol-7/

PENs
http://pens-band-japan.tumblr.com/

PENs+1

Interviewer: Ayaka
Ryo Arai (Gt/Vo) from PENs

● 閃光ライオットから早三年経とうとしていますが、音楽に対する気持ちの持ち方や
自分たちの音楽のスタイルなど、あの舞台から変わったことや逆に変わらないことはありますか?

あの頃はバンドを初めたばかりで、とにかく自分がかっこいいと思える曲を作ってライブがしたい!と、ただそれだけを考えて音楽活動をしていました。今では、音楽だけではなくその周りを取り巻く環境にも感謝しつつ、どういう曲を作って…とかこれからどう歩んでいこう…とか、色々なことを同時に考えて活動しています。特にいつも来てくれるお客さんには、本当に心から感謝しています。

● PENs+さんの楽曲を聴いたときに、爽やかかつ技巧的な変則メロディーと突き向けるようなツインボーカルが印象的だったのですが、楽曲作りをするときにメロディーや歌詞など、こだわっている部分はありますか?

フレーズ、拍子や構成で変なことをやりつつも結局ポップなものが好きな自分は、意識せずとも結局歌モノになっていると思います。ただ昔よりは格段に“歌を伝えたい”という気持ちが増えました。今後は曲のバリエーションもさらに増やし、ジャンルの隔たりなく活動していきたいです。

● “歌を伝えたい”という気持ちが増したとおっしゃられていましたが、そのきっかけ
や経緯はなんでしょうか??

バンドを始めた高校生の頃はかっこいいフレーズのたくさん入った速い曲がただただ好きだったのですが、最近ではより落ち着いた曲や、歌詞の印象的な曲も聴くようになって、自分もこういった渋い曲を歌いたい、と思うようになりました。当たり前ではありますが、僕は生活の変化とかではなく、単純に聴く音楽から、自分の作る曲への影響が大きいです。




● また、「旅に出たい、と言って」のMVも独特な切り口からつくられていると感じた
のですが、どういう経緯でつくられたのかお伺いしたいです。

このMVは日本のゴールデンボンバーというバンドのMVを撮っている方に監督をしてもらいました。非常に優しく、ユーモアある発想を持った監督さんだったので内容はすべて監督さんにお任せしました。ホモのシーンを撮ると聴いたときはびっくりしたけど、撮影も楽しく、本当に良いMVが出来たとメンバー全員お気に入りです。あのMVで知名度も増えたので、監督さんには心から感謝しています。

● ご自身のYoutubeアカウントにライブの映像なども投稿されていますが、やはりライブを行うときにはPENs+さんならではのこだわりがあるのでしょうか?

お客さんを煽って盛り上げるのが苦手なので、かっこいい演奏をすることに必死です(笑)

● ちなみに新井さんの考えていらっしゃる「かっこいい演奏」とはどういったものな
のでしょうか?

これ英語でなんて訳すのか分からないんですけど、“サムくない”ライブですかね(笑)ライブ見終わった後、“ノリやすくて楽しかった〜”ではなく、“本当、音楽って良いわ…”ってなれるのがかっこいい演奏だと思います。だからサビで一斉に手が挙がらなくても、心でぐっときてくれればいいな、と思います。あとはやはり、個人的に好きなジャンルではなくとも、そのバンドにしか出来ない、他に見たことない曲やライブが出来るバンドもかっこいいと思います。全てPersonally speaking I think…なので、日本で今流行のシーンが好きな人とはまた違う意見になってしまうと思います(笑)

● メンバー全員20歳ということで、同じ年代の人たちに驚かれることもあると思いま
すが、何が自分たちを音楽に突き動かしていると思いますか?

個人的には若さはあまり関係なく、このメンバーが好きなので音楽をやっているかな、と思います。もし解散したら、もう新しいバンドを組むことはしないと思います(笑)僕自身音楽の他にやりたいこともたくさんあるのですが、音楽は、PENs+が好きだからやっています。

● 率直に、新井さんの「音楽」に対する考え方、スタンスはどのようなものですか?

聴く音楽としては、なんでこれが今一番売れてるのかなあ、とか、こんなにかっこいいのになんで売れないのかなあ、ってしょっちゅう思います。ネットが普及し過ぎて、自分で掘り下げて調べなくてもトップにでてくる売れてる音楽だけで満足して、それだけを良い!と思ってしまう傾向があるのかなと思います。もちろんそれも良いのですが、もっと掘り下げて関連動画を飛んで飛んで…ってした先に、まだあまり知られてないけど本当にかっこいい音楽というのは絶対にあるので、そういうのも評価されてほしいですね。emoと言うジャンルはまさにそうじゃないでしょうか。

時代背景的にポピュラー音楽とは一線ひかれたジャンルではありますが、なんでみんなこれをもっと良いと思わないのか、不思議だなあと毎日思っています(笑)まず幅広く色んな音楽を聴いた上で、自分の本当に好きなジャンルやバンドがわかってくると思いま
す。
やる音楽としては、かっこいい曲を作りたい、メンバーが好き、本当にただそれだけです(笑)だから、そんな僕らが作る音楽をいいと思ってくれる人には感謝が止まりません。

● 今回は海外でのライブツアーということですが、それに対する楽しみ、不安など、率直に思っていることをお伺いしたいです。

また個人的な話ですが、僕はバックパッカーとしてよく海外に行きます。海外へ行くことが本当に大好きなので、ワクワクしかありません!初カナダなので、友達たくさん作りたいです。たくさん話しかけて下さい。

● 海外で生まれたバンド文化ですが、それを日本から発信しているPENs+さんは、自
分たちのスタイルに行き着くまでに影響を受けた海外アーティストはいらっしゃいますか?

僕とギターの有賀は、algernon cadwalladerが大好きです。海外のインディーエモからは影響を受けていると思います。日本語がわからなくても、展開やフレーズの面白さから外国人の方に気に入ってもらってることも多いです。

● これを機に海外のファンも増えるかと思いますが、今後の活動について展望をお聞
かせください。

これからも海外でのライブはしてみたいです。ただ、現在は学生ですが、仕事を始めたらなかなか時間をとるのが難しいと思うので今回のカナダツアーは本当に貴重な機会だと思っています。これからリリースがあったときは、是非BANDCAMPから世界中の人に楽曲をダウンロードしてほしいです。

● ・最後にトロントの皆さんに一言お願いいたします。

カナダでライブできることが楽しみで仕方ありません!ライブが始まる前、終わってから、是非話しましょう。友達になって、日本に来たときは一緒に遊びましょう!

PENs+2






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Kimie Tanaka (田中 希美絵) – Interview(JP)

Kimie Tanaka (田中 希美絵) – Interview(JP)

Photo Credit: Tai Liam Kimie Tanaka / 田中 希美絵 http://www.kimietanaka.com/ 愛知県名古屋市生まれ。東京大学経済学部を卒業後、インド、チリ、ニューヨーク、シンガポールを移り住む。ニューヨーク大学大学院映画学科修士課程修了。前作品・短編映画『寿』は2013年のショートショートフィルムフェスティバル&アジア日本映画部門で最優秀賞等を受賞、その後も国内外の映画祭に入選・招待された。一方で、『Luv(sic) Part 6 – Uyama Hiroto Remix featuring Shing02』のミュージックビデオや、CMも手掛けている。今作品『かくれんぼ』は、母の死後、引きこもりの弟の面倒をみるはめになった兄とその弟の兄弟の絆にまつわる短編映画で、2015年のトロント国際映画祭コンペティション他、国内外の映画祭で上映されている。パリ在住。 映画『かくれんぼ』facebook ページ: https://www.facebook.com/HideAndSeekNYUThesisFilm トロント国際映画祭でトロントにいらっしゃっているわけですが、トロントについての印象をお伺いしたいです。 映画祭の会場と宿泊施設の往復をしているだけなので、あまり責任を持って言えないんですけど、安全だし、何でもあるし、英語が通じるし、居心地が良いなっていうのはあります。フランスと比べると、人の感じも違いますね。カナダの人は思っていることを全て口に出して言うことが多いように見えるけれど、フランス人は別に言わなくてもいいと思っている、とか。 Kimieさんの映画のストーリーや登場人物は独特で繊細な印象を受けたのですが、テーマ設定や登場人物はどのように設定されていますか?ご自身が海外で生活していることの影響はありますか? まだ人に見せているものとしては二作しか作っていないし、常にっていう訳ではないんですが、基本的にテーマはその時点で自分の内部に持っている問題ですね。登場人物は外面的には色々なインスピレーションから作り上げるんですけど、その内部と、作品のテーマに関してはその時点で自分自身が興味のあること、ですね。海外の影響の有無は作品によります。今考えている作品のうちの一つはフランスにいる日本人っていう設定で、もちろんそれは、その設定自体がフランスに住んでいるっていう環境だからこそではあるんですけど。ただ、作品のテーマというと、日本で撮る作品でも、日本に住んでいたら気がつかなかったことから生まれてきていることもあると思います。 作品を作る中で苦労したことはなんですか? 作る過程のどの瞬間も、やっているときは「これが一番大変」って思います(笑)。でも、あえて言うなら、脚本、資金集め、演出、この三つですね。脚本に関しては、プロットとしての話はいくらでも作れちゃうんですけど、その話の中に自分の言いたいことが入っているかというのが大事で、つまり簡単に言うとテーマなんですが、それを見つけるまでが大変。資金集めに関しては、今回は半分をクラウドファンディングで集めたんですが、人様が汗水垂らして働いて稼いだお金を一円でもらうっていうのは責任が重いことだし、特に日本ではあまり受け入れられてない考えだから、自分としてもそれを消化するのにも苦心しました。演出に関しては、役者さんも生き物なので、どうやったら自分の欲しいものが撮れるっていう教科書に書いたものがない分、難しいですね。でも、ありがたいことに、今のところ、常に協力してくれる人に恵まれているっていうのもあって、制作過程において、人間関係の面で嫌な思いはしたことは全くないです。ですが、作っているときは人のためではないです。妥協はしたくないし、したとしてもそれを人のせいにすべきでないと思っているので。 映画作りのきっかけと海外に出たことは関係ありますか? 海外に出たのが先ですね。大学卒業間際に、日本の外資銀行に就活していたときに、グループ面接で周りが皆英語ぺらぺらっていう状況だったんです。そのとき、初めは、「私のお父さんも駐在員さんとかだったら今頃私もぺらぺらなのにな~」って思ったんですけど、その時に、私「お父さんが…」とか言ってるけど、私もう自分で行けちゃう歳なんだって気づいて。遅いですけど(笑)。それで、入行前にインドで半年だけインターンしました。そしたら、その会社の縁もあって、入行後一年も経たずに退職して、チリに移り住んだんです。そこで働き始めた会社は、国際色豊かな職場で、日本だとチョコレートが好きだからチョコレート屋さんになるっていう訳にはいかないですけど、私の周りの人は結構高校卒業したら一年間自由にやりたいことをやってそれから初めて大学だの何だの自分の進む道を決めるっていうことを経て来てたんですね。そこで「あ、そうか、やりたいことっていうのは、やっていいんだ」って思って、それが私の場合たまたまチョコレートではなく映画だったんですけど、それを行動に移したというのが始まりですね。 やりたいことを仕事にするっていう考えについてはどう思われますか? 前置きですが、実は今私にとって映画はまだ仕事じゃなくて、だから映画に関係ないことをしてでも、どうにかしてお金稼がなきゃという状況なのですが…だんだんわかってきたことですが、私は商業的な映画には全く興味がないから、映画を撮っていきたいけど、お金を稼げるようにはならないようです。だから、今も、今後も、どうしましょうと思っています(笑)。例えばですが、アイスクリーム屋さんとかやりながら撮れるときに撮る、とか一生やっていくことになるんでしょうかね。撮れるとき、つまり作品を書くときは主に自分の内面的な問題についてなので、私の場合今のところ、初心者だからかもしれませんが、一作品にまだ時間がすごくかかる。二、三年に一本昇華させて、これだっていうふうにようやくなる程度なんです。だからと言ってどうしようもないので、今のところはその答えを見つけようと急いでもないですけどね。撮りたい物を撮って、貧乏生活を続けて、それこそ今考えている長編を撮って区切りがついたら、何かお金を稼げることをしようと思います。 やりたいことを胸の内に秘めてる人へのメッセージはありますか? 何かをやるっていうのは、何かを捨てるっていうことになると思うのね。そうじゃなくていい時と場合もあるけど、それでもそういう覚悟はしないといけないっていうのはまず一つあると思います。だから、やりたいことがあってもそれができないっていうのは、まだ他のことを捨てられていないからだと思う、例えばプライベートとか。とは言っても、プライベートは人それぞれだし、「キャリア面でやりたいことをやる=幸せになる」っていう単純なことではないと思っています。全体として何を重きにするかは人によると思うし、私は言わば『幸せ』になりたくて、プライベートとかも犠牲にしていく覚悟で映画を撮って今のところ生き始めたんですけど、それができるのは、今はたまたま私は自分以外には責任のない立場にいるから。だから私みたいなのが、色々事情のある立場の人に、簡単に、全部捨てて頑張れなんて言えないと思うんです。 でも、そういう面もありつつ、もう一方で、できないっていうのは全部頭の中にあるだけで、実は元々できないっていうことでもないと思います。まだチリに住んでいて、映画へと方向転換しようかと悶々としていたときに、誰かに聞いたことなんですけど、チリのその時の70、80歳くらいのすごくお金持ちの人が同じようなことを聞かれて、”I wish, -when I was still 50 or 60, I didn’t think I was too old to do anything.”と答えていたんです。お金持ちになっていることは数ある指標の一つに過ぎないのですが、70や80になって、すごく『成功』していた彼でも、50、60代の時にもっとやれることをやっとけば良かった、と思っている。何歳でも思った事を何でも始めるべきだ、ということなんですけど、私はそれを聞いて、そうかーと思いましたね。私自身、最近になってさらにはっきりしてきたことですが、20代、30代っていうのは、もうほんとにまだなんでもできると思います。 最後に将来の展望を聞かせて下さい。 長編を撮りたいっていうのはありますね。賞とかに入ったら次に繋がるのでいいなとは思うんですが、基本的には、そんなの関係なく、自分が納得できる物を撮りたいです。実は今、今回映画祭に出品した『かくれんぼ』の長編版を撮りたいと思っています。後は、今住んでいるフランスでちゃんと資金を集めて撮ったことがまだないから、ある意味チャレンジで、今考えている長編と短編の企画をフランスでも完成できたらいいなと思っています。この二、三年の中ではこのくらいですね。 […]

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