【 CMW Report 】Love Music, Love Each Other (JP)

Posted in Blog




By Creators’ Lounge staff Ayaka Minami(Torocal Girls / トロカル女子)

CMW Report:
Love Music, Love Each Other

1. Canadian Music Weekについて

CMWとは
Canadian Music Week(以下CMW)とは、北アメリカの音楽ビジネスに焦点を当てたエンターテイメントイベントのこと。また、このイベントは、音楽のみだけでなく、コンファレンスや展示ブース、アワードショー、映画やコメディーフェスティバルといったものも同時に開催されてる。音楽フェスティバルとしては、カナダ最大のニューミュージックフェスティバルと称され、今年は十夜に渡り約1,000ものバンドショーがトロントのダウンタウン内の60カ所以上の開催地で行われた。今年は記念すべき33年度目だそうだ。

schedule

参加方法
10日に渡って開催される音楽、映画、コメディーショーのパスとして、2種類のリストバンドがあり、一般のリストバンドは$75、VIPリストバンドは$150で発売されている。VIPリストバンドを持っていると、前述のショーに並ばずに入れることに加えて、アワードやインタビューイベントにも参加できるようになる。
リストバンドを買わなくても個々のイベントでチケットが発売されている物もあり(値段はショーによって様々)、無料で入れるショーもあるので要チェック。

CMW

CMW

CMW

2. 体験レポート: Pickup Hot Events!

トロントの単なるELS学生の一人である私にとって、この一大イベントのコンファレンスやサミットに参加することは少々荷が重いと正直感じた。なので、この10日間のイベントに関わるに当たり、あくまで純粋に一人の音楽大好きっ子として音楽大好きっ子の目線でこのレポートを書こうと決めた次第だ。というわけで、ここからは私がこのイベントの中で「熱かったな~!」と感じるイベントをピックアップして紹介していきたい。

 

MAY 5, JBE & The OMG presents THIS IS FOR MY CITY – Jully Black

「力強すぎる…!」これが、彼女のライブを終えて私が一番最初に思ったことだ。私はこれが初めて彼女の曲を聴く機会だったのだが、Jully Blackはカナダではとても有名なR&Bシンガーである。二度のプラチナレコード受賞歴と、CBC Musicによる” The 25 Greatest Canadian Singers Ever”にも選出されている。
ライブ中、私は不意に彼女のメッセージに心動かされた。彼女は観客に向かって”we are powerful, we are wonderful, we are free”(私の耳が正しければ!)と呼びかけた。この言葉はなぜだかわからないが、まだ私の耳に残って離れない。でもこの言葉がどれだけの力を持つのかは安易に理解できる。彼女の力強い、まっすぐな声はPhoenix Concert Theatreにいた観客すべてへ届き、その場の空気をピースフルなものへと変えてしまった。私の個人的意見だが、Jullyは21世紀の女性の鏡のように感じた。

CMW

CMW

-Jully Black – Seven Day Fool




MAY 8, CHUM FM presents FAN FEST 2015. featuring performances by MAGIC!, KIESZA, COLBIE CAILLAT, LIGHTS, TREVOR GUTHRIE, SHAWN HOOK and FRANCESCO YATES

私はこのイベントに行くまで、これはあくまで熱狂的ファンの人たちにとって最高なものなんだろうなと思っていたが、違った。アーティストの大ファンなんかじゃなくても、十分に楽しめる。実際に私がそれを体験した。私は流行の音楽というものにはあまり詳しくないのだが、大きなステージ、たくさんのスポットライト、幾つもの大きなスクリーン…すべてが私の気持ちを掻き立ててくる。特に映像は迫力があったと思う。また、会場はSheraton Centre内にあるGrand Ballroomで、このCMW中に訪れたどの会場よりも大きかったように感じ、豪華な気分が味わえた。あと一つ付け足すとすれば、どのアーティストもトロントへの愛が感じられたことである。なんだかほっとする気分になり、トロントはいい所なんだなとしみじみ感じることができた。
このFAN FESTは毎年開催されているみたいなので、もし来年やこれから行くことがあるのなら、是非ともお勧めしたいイベントだ!

CMW

CMW

MAY 9, FLOOD MAGAZINE presents – JOEY BADA$$ with special guests

私がDanforth Music Hallについたのは、午後7:30。オープンが7:00だったので、私は遅れている気がしたのだが、ホールの外にはたくさん人が群がり列を作ってまだ待っている状態だった。後から気づいたが、このイベントは年齢制限のないイベントだったからだろう。

JOEYの順番まで、私はHARE SQUEAD, KAYDEE, JAZZ CARTIERといったアーティストのライブを楽しんだ。特に個人的にはJAZZ CARTIERが印象的だった。彼は私と同い年なのだが、私は彼の感情むき出しのラップだけでなくプロ意識にも驚かされた。彼は大きなスクリーンに映像を映し出しながらパフォーマンスをしていた。この手法は彼のラップの世界観や感情を表現するのに効果的だと思われる。

ついにJOEYがステージに現れると、観客みんながステージに詰め寄り、甲高い声を上げ、ホールの温度が一気に熱くなったように感じた。
Dj Statik Selektahが奏でる重いビートとベースサウンドがJOEYの声と混ざり合い、さらにサプライズゲストでもう一人のラッパーが登場(残念ながら名前はわかりかねる…)して、二人でラップをした。詰まるところ、JOEYは二年前に自信の所属するPro EraのメンバーでもあるCapital STEEZを自殺という形で亡くしていて、彼に祈りを込めてもう一人のラッパーと共にパフォーマンスした瞬間があった。そのときの観客みんながピースを空へ突きだしたあの瞬間は忘れられない。

なんせ彼の90’sの匂いがぷんぷんするラップは本当にやばい…!最近彼は自身初のアニューアルフェスティバル”STEEZ DAY”の敢行を発表、さらに2015年FUJIROCKにもラインナップされているのでこちらも要チェックだ。

CMW

-Joey Bada$$ x Capital STEEZ – Survival Tactics (Official Video)

 

3.おわりに

私は通っているELSの友達にCMWのことを聞いてみたが、ほとんどの人はまったく知らなかった。私はもっと多くの人にこの素敵なイベントのことを知ってもらいたいと思う。1,000を超えるライブパフォーマンス、毎晩ダウンタウンのにぎわう会場。仮に一般のリストバンドを買えば、10日間ほとんどのショーに行くことができるし、もし行って趣味に合わないと感じても、チケットを買ったわけではないので簡単に別の場所に行くこともできる。(個人的に、このリストバンドシステムはお金があんまりない私みたいな人にお勧め)もちろん、たったの10日で自分の趣味に合うアーティストに巡り会うのは至難の業かと思うが、何も聴かなければ何も感じられないという言葉に尽きると思う。このCMWに参加すれば、新しい発見と忘れられない体験がきっとできると思う。

さらに、私がこのイベントをお勧めする理由がもう一つある。正直に、私は音楽の背景にある物を見た。例えば、多くのHip hopのライブにはいわゆる黒人の人がたくさんいたし、RockとかFolkなどのライブは白人の人が際立っていたと思う。でも私はこの意味を誤解してほしくない。なぜなら、同時にどのライブショーに行っても色んな人種の人が混ざり合って参加したからだ。CMWのどの会場も音楽を愛する人のためにある。私は人が音楽を楽しむときは、そこには人種のボーダーラインなんてないと思う。これは、「人種のモザイク」とも呼ばれるここトロントの影響も少なからずあると思っている。この約一週間を通して、改めて音楽の力を感じた。音楽の下に、私たちは共有し合え、楽しみ合え、愛し合える!

CMW

CMW

CMW

CMW

CMW

CMW

CMW

Reference
-CMW official HP: http://cmw.net/






Check out our latest update on Facebook

Other Blog Posts

【Event Report】EFFECTS MTL, SEPTEMBER 6-7, 2017

【Event Report】EFFECTS MTL, SEPTEMBER 6-7, 2017

On September, 6th & 7th 2017, the 3rd edition of “effects MTL” took place at the prestigious Montreal Convention Center with: 12 countries represented 40+ sessions 60+ speakers 200+ different companies 1120 Attendees Being a VFX enthusiast myself, you cannot imagine how excited I was when I learned that the largest international conference for the […]

【ANNOUNCEMENT】 EFFECTS MTL, SEPTEMBER 6-7, 2017

【ANNOUNCEMENT】 EFFECTS MTL, SEPTEMBER 6-7, 2017

It is our pleasure to announce that Creators’ Lounge Inc. is a proud partner of “effects MTL17” EFFECTS MTL is the largest international conference on the north American east-coast for the visual effects and animation industries. SEPTEMBER 6-7, 2017 PALAIS DES CONGRÈS DE MONTRÉAL, QC, CANADA http://www.effectsmtl.com For its 3nd edition, effects MTL wishes to […]

【 Music Festival Report 】ELECTRIC ISLAND, MAY 22, 2017

【 Music Festival Report 】ELECTRIC ISLAND, MAY 22, 2017

Though Electric Island wasn’t held in Toronto Island this time, it never affected people’s enthusiasm! Everyone enjoyed music, dancing, drinking and whatever! To be honest, I’m not a club person at all but could have fun at this music festival. All Electric Islanders seemed to be happy, and it made me feel relaxed. It was […]

【 Music Festival Report 】Electric Island 2016: ELECTRIC ISLAND LABOUR DAY WEEKEND / Day2

【 Music Festival Report 】Electric Island 2016: ELECTRIC ISLAND LABOUR DAY WEEKEND / Day2

【 Music Festival Report 】Electric Island 2016: ELECTRIC ISLAND LABOUR DAY WEEKEND / Day2 By Creators’ Lounge staff Atsushi It is hot. September this year in Toronto is very hot. It seems that the heat wave and Electric Island has impacted the world’s climate. The beaming sun rays, the UV rays stinking the skin, people […]